過敏性腸症候群(IBS)・胃のトラブル
過敏性腸症候群(IBS)・胃のトラブルの症例
施術効果を知っていただきたいので
施術例の1部を掲載しています。
あなたのIBS・胃のトラブルにそっくりな症状を見つけて下さい。
※結果には個人差があり、
症例5:何を食べても、すぐにトイレに行きたくなる
来院者
40代 男性
来院日
2020年 1月
症状
何年も前から何を食べてもお腹が張ってきて、すぐトイレに行きたくなり便が出ても出なくてもお腹の張りがラクなる。病院で過敏性腸症候群と診断を受け薬を処方され飲んでいたが、症状は改善しなかった。しかし、すぐにトイレに行ける環境だった為、特にそれ以上に治療はしてこなかった。今月から電車や車で移動の多い環境に変化しトイレにすぐ行けなくなってしまった為、知り合いの紹介で当院へ来院。
施術内容と経過
全身を診てみるとお腹全体が張っていて、下腹部が特に張っていた。その中でも数箇所硬いポイントがあったので、手・膝・足にそれぞれ2箇所ずつ鍼をするとお腹の張りが大幅に軽減した。臀部とふくらはぎにそれぞれ1箇所ずつ鍼をして、お腹の張りが更に軽減したので施術を終了した。
〈2~5診目〉
お腹の張りがかなり軽減してきて、トイレの回数が減ってきた。
〈6診目〉
今の生活に問題なくなってきたので、施術を終了した。
使用した主なツボ
合谷RL・曲泉RL・足三里RL・胞肓R・築賓R
まとめ
主に手足の過緊張がお腹の張りと関連があり、その手足の過緊張を改善していく事で何年
もツラい思いをしていた症状がラクになる。
症例4:背後に人がいるとお腹が張ってくる
来院者
10代 女性
来院日
2019年 12月
症状
半年前からお腹にガスが溜まりやすくなり、その頻度が段々多くなってきて、我慢できていたのに漏れるようになってきた。2ヶ月前ぐらいから背後に人がいると、お腹が張って
身体ギューッと硬くなってくるようになった。病院で過敏性腸症候群と診断され、処方された薬を飲んでいるが症状は軽減してこないので、医師から心療内科を勧められた。心療内科に行く前に他に良い治療方法はないかとインターネットでお母さんが調べて当院に来院。
施術内容と経過
全身を診てみると、肩甲骨間に2ヶ所顕著なコリがあり、お腹にも数箇所圧痛部があった。手・膝・足・足首それぞれに1箇所ずつ鍼をするとお腹の数箇所の圧痛部が大幅に軽減した、次に臀部・ふくらはぎにそれぞれに1箇所ずつ鍼をして、肩甲骨間もコリが大幅に軽減したので施術を終了した。
〈2診目〉
過敏性腸症候群の症状に変化はあまり感じなかったが、お腹の数箇所の圧痛部が減っていた。
〈3診目〉
学校で背後に人がいてもお腹が張る強さが軽減してきた、しかし、電車通学時は強くお腹が張り、身体が硬くなる。
〈4~6診目〉
学校でのお腹の張り・ガス漏れは無くなり、電車通学時でのお腹の張り・ガス漏れも大幅に軽減してきた。
〈7~9診目〉
過敏性腸症候群の症状はどこに居ても出なくなり、様子を観ていたが今のところ問題ない
ろのことで施術を終了した。
使用した主なツボ
合谷L・曲泉L・上巨虚L・三陰交L・胞肓L・築賓L
まとめ
過敏性腸症候群の方はほぼ呼吸が浅く、上腹部に過度に力が入っている人が多い。その癖のような身体の記憶を改善していくことで、お腹の症状・あるスチュエーションで起こる
身体の力みが改善していく。お腹に何かしら症状がある時は、自分の呼吸にも注目してみると良いです。
症例3:小学生の時から腹痛がではじめ、高校生で症状がヒドくなった。
来院者
10代 女性
来院日
2019年 12月
症状
小学生の時に下痢と便秘を頻繁に繰り返していて、時々腹痛が出る事があった。病院では過敏性腸症候群と診断が出ていて、中学生になると生理痛も出るようになり、生理の1週間前ぐらいから過敏性腸症候群と生理痛の症状が重なり、登校できないくらいツラい1週間を毎回過ごしていた。高校生になると症状が頻繁に出るようになり、月のほとんどが登校できないようになった。病院をいくつか紹介され、そのたびに詳しく検査をした結果、機能性ディスペプシアと診断され、生理痛の為のピルと機能性ディスペプシアの為の薬を
1年ぐらい飲み続けたが症状がほとんど軽減しなかったので、インターネットで当院のホームページに辿り着き来院。
施術内容と経過
身体全体を診てみると肩甲骨間に顕著なコリがあり、お腹は全体的に張っていて、その中でも数箇所、強く張っている所があった。手に2ヶ所・足に2ヶ所・臀部に2ヶ所それぞれ
鍼(はり)をすると肩甲骨間のコリ・お腹の張りが軽減し、患者さん本人にも実感して頂けたので施術を終了した。
〈2~4診目〉
施術したその日は、お腹の張りや身体はラクになるが症状に変化を感じられない。
〈5~8診目〉
生理が来たが前回の生理1週間前のツラさが無く、生理の1日目は薬を飲むほどツラかったが2日目から信じられないくらいラクになった。機能性ディスペプシアの腹痛もラクな
時間が多くなってきた。
〈9~14診目〉
腹痛・お腹の張り・便の調子も改善されていき、機能性ディスペプシアと生理のピルを
飲むと身体のダルさが出るようになってきたので、医師と相談の上少しずつ薬を減らしていった
〈15~18診目〉
機能性ディスペプシア・生理痛の症状が落ち着き、患者さんと話し合い、様子を観る為、
施術を終了した。
使用した主なツボ
合谷RL・手三里RL・三陰交L・上巨虚L・胞肓L・聚労L
まとめ
診断や症状にこだわらず、身体を診て身体の過緊張(力み)を丁寧に軽減していき、改善していけた事が、長い間ツラかった症状を回復できたことだと思っている。
身体の力み癖を改善していくことで、お腹の症状が回復していく事は少なくない。
症例2:何年か前からお腹を下しやすくなり腹痛も時々ある
来院者
30代 女性
来院日
2018年 6月
症状
何年か前から、下痢の回数が多くなり時々ヒドい腹痛がある。約1ヶ月前ぐらいからガスでお腹が張るようになり、ガス漏れを我慢していると肛門がアツくなる。うどんを食べると特に症状がヒドくなる。病院で処方してもらった薬も飲んだが軽減するが、もっと何とかならないかと思い当院のホームページを見て来院。
施術内容と経過
身体を診てみると、お腹全体が緊張しているが下腹部が特に緊張している。
頚部から肩にかけてコリがあり自覚もある。足・手・臀部それぞれ3ヶ所に鍼をするとお腹の緊張・頚部から肩にかけてのコリが軽減したので施術終了。
〈2回目〉
症状に変化は感じられないが頚部から肩にかけてのコリはラクになった。
前回と同じツボに鍼をして、膝・足のツボ2ヶ所追加して施術終了。
〈3~6回目〉
下痢の回数が減り、ガスの漏れも少し軽減していると思う。
〈7~10回目〉
お腹の症状はかなり改善し、うどんにも挑戦していただいたが、少量なら問題ないとの事
今後、様子を観ていく方向で治療を終了した。
使用した主なツボ
合谷L 上巨虚L 臀中川L 陰陵泉L 開魄L
まとめ
最初5回目までは週2回ペースで施術、その後、症状軽減してきていたので週1ペース
本人は自覚ない事が多いが、身体の過緊張を緩める事で症状を改善できる事が多い。
好きなうどんが少量ではあるが食べれるようになったと喜んでくれた事が何よりでした。
症例1:月に何回かトイレに間に合わず粗相をしてしまう
来院者
30代 男性
来院日
2015年 10月
症状
10年ぐらい前から、腹痛が頻繁に起きるようになった。月に何回かはトイレに間に合わず粗相をする事があり、最近は腹痛が起きてからトイレまでの我慢できる時間が短くなり
車や電車での移動が不安である。
背中が寝ていてもハリ感を感じるようになり、背中の治療の為に来院していただきましたが詳しく話を聞いてみるとお腹の不調が発覚。
施術内容と経過
〈初診日〉
腹部全体を緩めるため、手のツボに鍼(はり)をした。
腹部全体が緩んだので局所の圧痛箇所がわかりやすくなり、その箇所を緩めるために足の
ツボ2箇所に鍼をした。腹部の張りを緩めると、背中のハリ感もラクになったので施術を
終了した。
〈2~4診目〉
1週間間隔で治療を続け、施術を受けるたびに腹痛の強さ・回数が減っていき、今の所
粗相も1度もしていない。
現在も予防のため、月1回の通院を継続されている。
使用した主なツボ
合谷R 陽陵泉R 陰陵泉R
まとめ
背中のハリ感はお腹の不調を改善することで消失した、何より10年前からあった症状が
数回の鍼治療で改善できた。
過敏性腸症候群で悩んでいる方はたくさんいます、その方達に鍼施術で改善できること
をもっと知ってもらい、今より楽しい日々が送れるように、もっと情報を発信できるように頑張って行きたい。