★事故の後遺症で手首を曲げ伸ばしすると手首から腕にかけて痛い

●患者●

20代 男性

 

●来院日●

2018年 3月

 

●症状●

半年前にバイクで転倒し手をついて以来、腕が挙がらなくなった。

リハビリにより挙がるようになったが、手首の違和感は消えなかった。

 

3週間前にバレーボールをしていて、トスをしていると手首が痛くなってきた。

 

翌日から、床に手をついても手首を曲げ伸ばししても、手首から肘にかけて

痛みと張り感がつらくなり、1週間様子をみたが症状が変わらなかったので

整骨院に7回行き、電気治療とマッサージのような治療をした。

 

しかし、あまり改善していない状況、翌日にバレーボールの試合があり、少しでも症状軽減

できればと思いホームページを見て来院。

 

●治療内容と経過●

〈初診日〉

左手首を手掌側に倒すと、母指の付け根から肘にかけて痛みと強い張りが出現し

手甲側に倒すと、小指の付け根から肘にかけて痛みと強い張りが出現する。

 

バレーボールのトスの手をしてもらうと、左母指側の手首に痛みが出る。

 

手首の動作痛は肩甲骨の動きに問題があると判断し、肩甲骨のツボ2箇所に鍼を

すると手首の曲げ伸ばし時痛が大幅に軽減した。

 

母指の動きと関連する背中のツボに鍼をすると、トスの手をしても床に手をついて

も痛みが「10→2になった」との事なので施術を終了した。

 

〈2診目〉(3日後)

施術した日の夜、肩甲骨に少し痛みのような違和感が出たが、翌日の試合は全力

ではなかったがパフォーマンスはできた。

 

来院当日は、トスの手をして左母指側の手首に何となく痛みがある程度で、他の

痛み張りは消失していた。

 

前回と同じツボと母指の動きと関連する、もう1箇所の背中のツボに鍼をすると

どのように動かしてもらっても痛み張りが消失したので治療を終了した。

 

●使用した主なツボ●

ふくら③・⑤ T1(0.5)R T8(1)L

 

●まとめ●

通われていた整骨院で、手首と前腕に電気治療と肩から指先をマッサージのような治療を

7回しても改善されなかったのは、原因がそこにはなかったと思われます。

 

今回は肩甲骨と背骨の動きの連動性を調整することで、少ない鍼治療回数で改善できた。

 

事故以来の手首の違和感も消失していた事も、肩甲骨の動きの不具合が蓄積された結果が

手首の痛みの主な原因だったと考えます。

 

今後も、痛みの部位にこだわらず身体全体を観て原因を診つける精度を上げていきます。

 

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