腱鞘炎

●症例1:お皿やカップをよく落としてしまう

患者

30代 女性

来院日

2017年 12月

症状

2・3ヶ月前から右母指が動かしにくいと思いはじめ、朝起きた時が1番強張っていて
時間と共に動かしやすくなるが、ここ1週間前ぐらいから右母指の強張りが強くなって
きて、お皿やカップなどの食器をよく落とすようになり、左母指も動かしにくくなって
きた。病院で血液検査してリュウマチではないと診断はでている。
ホームページを見て、家から近かったので来院。

治療内容と経過

初診時
母指を小指に持っていくと、母指の甲側・掌側にツッパリ感があり、母指を曲げる
とツッパリ感が強くなる。痛みはないが力が入りにくい。

指の動きと肩甲骨の動きの連動性から、肩甲骨周辺に鍼をすると母指が少し動かし
やすくなった。背中の母指に関係する場所に鍼をすると、母指を小指に近づける時
のツッパリ感が半減した。背中にもう1本鍼をすることで母指のツッパリ感がほぼ
無くなったので、初回の施術を終了した。

2診目(3日後)
母指の朝のツッパリ感がかなりラクになったが、右母指を拡げると母指の付け根に
詰まり感が出てきた。

前回と同じツボに鍼をして、背中に鍼を追加した。
母指のツッパリ感・詰まり感が消失したので、施術を終了した。

3診目(7日後)
両母指ともに症状は消失したが、力がもう少ししっかり入れたい。
手の甲に鍼をして終了した。

使用した主なツボ

ふくら(1)(4)R C7(0.5)L T8(1.5)R T7(1.5)R 六谷R

まとめ

肩甲骨と背骨の動きを改善することで、母指の症状が回復することができた。
同じような症状で治療しているが、中々改善されていない方は肩甲骨の動きを
診てみると良いです。